【開催趣旨】
2011年3月11日の東日本大震災から1年半が経ちました。この間に,国・自治体では津波防災体制の強化に向けて様々な取り組みを行ってきました。2012年3月には新しい地理空間情報活用推進基本計画が閣議決定され,その内容には,東日本大震災の教訓を生かして,高い防災力を持った高度情報活用社会を構築することが述べられております。
この新しい基本計画では,地理空間情報の活用の中でハザードマップが重要であり,その作成を促進することが防災力を高める一つの手段となることが明記されています。そこで,今年度は,地震や津波などの災害に関する防災GISの活用とハザードマップ整備に関して,国,道,企業,住民,大学の立場から最新の取り組みに関してお話しします。
【日 時】2012年10月17日(水)13時~16時30分
【場 所】北海道大学 学術交流会館大講堂
【特 典】無料GISソフト「Quantum GIS」による津波ハザードマップ作成
マニュアル(カラー印刷版)を,先着100名様に進呈します。
【入場料】無料(どなたでも参加いただけます)
【予 約】必要なし
【プログラム】
13:00~13:05 開会挨拶
13:05~13:45 特別セミナー:東日本大震災を踏まえた北海道の防災対策
北海道総務部危機対策局 危機対策課防災グループ
主幹(地震・津波対策) 高見芳彦
(資料:PDF 2,263KB)
13:45~14:15 ハザードマップづくりのための国土地理院の情報とサービス
国土地理院 北海道地方測量部 部長 永山 透
(資料:PDF 752KB)
14:15~14:45 3.11東日本大震災後のハザードマップ作成と課題
株式会社シン技術コンサル 常務取締役 志村一夫
(資料:PDF 588KB)
14:45~15:15 地理空間情報を用いた町内会の防災活動
札幌市 幌北第3町内会 会長 小川富之
(資料:PDF 2,046KB)
15:15~15:30 最新技術紹介
15:30~16:00 GISを用いた津波ハザードマップ作成のためのプロジェクト
マネジメント手法
小樽商科大学社会情報学科 准教授 深田秀実
(資料:PDF 285KB)
16:00~16:30 津波防災におけるGISの活用
北海道大学大学院文学研究科 教授 橋本雄一
(資料:PDF 912KB)
【主 催】北海道大学大学院文学研究科
【共 催】地理情報システム学会北海道地方事務局,北海道GIS・GPS研究会,
Digital北海道研究会
【後 援】国土地理院北海道地方測量部,北海道,
一般社団法人建設コンサルタンツ協会
【連絡先】北海道GIS・GPS研究会 藤原達也
TEL 011-787-7650 FAX 011-787-7655 E-mail:fuji@kirari.com
【北大内連絡先】北海道大学大学院文学研究科 橋本雄一
E-mail:you@chiri.let.hokudai.ac.jp
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